子どもの連れ去り被害にあって間もない当事者の方へ

このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは。NPO法人「親子の絆を再生しよう」(愛称ふぁぼ。2016年4月NPO法人認定済み)代表です。

一度は子どもを連れ去られましたが、5年に及ぶ裁判の後に、最高裁決定を覆して親権及び監護権が認められた父親です。

当事者団体は数多くありますが、連れ去られた2人の子どもの親権と監護権を奪い返し、完全勝利した代表が運営している団体は、当団体のみです。

このブログは、当事者になられて間もない方向けに少しでもお役にたつ情報をお届けしたいと思い書いたものです。私の体験が、少しでもお役にたてばと思います。


子どもを取り返すための個別相談もやっています。
弁護士も教えないノウハウ満載ですので
詳細はこちらのページの個別相談をご覧ください。


お子様と急に離れ離れになってしまった心中お察しします。当事者の皆さま全員、子どもとの突然の別離に心を痛めます。

当団体には、そんなお父様、お母様方から、子ども連れ去りに関する対応の仕方について相談を寄せられることがよくあります。

NPO法人子の絆を再生しよう(愛称:チームふぁぼ)の目的の一つは、当事者になってまだまもなく、情報が不足している方に初期の段階で役に立つ情報、例えば連れ去り問題の概要、参考資料を共有することを目的の一つとしています。

連れ去り当事者になられて、まずお勧めしたいのが、次の漫画です。この漫画に描かれているケースは典型的な子供連れ去りです。

Download (PDF, Unknown)

次に、家裁の実態を事実に基づいて書いた当サイトのこのページをお読みください。
少し長いですが、体験をもとに書いたものです。

「当事者以外の方へ 子供の連れ去り問題と家裁の実態」

これで問題の概要と家裁の対応がどういうものかお分かりになると思います。
いくつかの文献で指摘されていますが、家裁は決して連れ去られ親の見方でもなく、公平・中立でもないことがお分かりになると思います。実際、家裁はそうなのですが、家裁とはできるだけ協調関係を築いて交渉していくことが大切です。このあたりはとても微妙です。家裁は公平・中立であるということは幻想であることを理解したうえで、交渉に臨むという心の準備を促すものです。

次に見ていただきたいのが、資料関係です。

「参考資料・リンク」

ここには、当事者に役に立つ資料(文献、論文、法律関係、判例・判決、報道、書式、関連団体へのリンク)を掲載しています。日弁連は明確に「子どもの連れ去りは違法」と60周年記念誌で表明しています。チームふぁぼ代表が当事者になった時に、このような体系的な資料集があれば、もっと有利に自分の主張を展開できたかもしれないという反省からこのページを作りました。参考文献の中でも臨床心理士の宮崎保成氏による「面会交流原則的否定論への疑問 親子引き離し弁護士への反論集」(2015)はとても参考になります。また、渡邊那須塩原市長及び棚瀬教授の国会答弁も必読です。ぜひ、これらの資料に目を通していただきたいです。父子関係についての最新の英語の論文もあります。

連れ去り問題の概要、家裁の実態、資料についてお分かり頂けたら、次は当法人の法人概要・活動内容をご覧下さい。

次に、チームふぁぼの定例セミナー(ふぁぼセミナー)についてご覧ください。ふぁぼセミナーは、定期的にインターネットテレビ会議システム上で行うもので、日本全国ご自宅から参加できます。参加者の皆様各回ごとにテーマを決めて熱心な意見交換を行っています。

ふぁぼセミナーのイメージ。インターネット会議システムを使ってご自宅から参加可能。アットホームな雰囲気で、毎回テーマを決めて意見交換しています。先輩当事者が事例や体験などを交えてお悩みに答えます。


続いてチームふぁぼの支援事業について知っていただければと思います。チームふぁぼでは、オンラインによる面会交流支援と臨床心理士の資格を持つカウンセラーによるオンライン心理相談支援、意見書の作成を行っています。詳しくはこのページの臨床心理士のメッセージを参照ください。

チームふぁぼの活動に参加することもできます。詳しくは「ご参加・ご支援」のページを参照ください。

その後はブログをお読みいただければと思います。裁判所や弁護士の問題、共同親権、間接強制が認められるためには、その他さまざまな子供の連れ去りに関することについてつぶやいています。チームふぁぼは客観的な事実は公開していくというスタンスをとっています。裁判所・人権弁護士の実態などについて写真を添えて事実を公開しています。裁判所、離婚弁護士関連のブログはこちら

NPO法人「親子の絆を再生しよう」は講演依頼・取材もお受けしています。希望される場合は「講演依頼」または「取材」の件名でこちらからお願いします。

では、末永くご支援賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。決して一人ではありません。当事者の皆さま、支え合って親子の絆の再生にむけて一緒にがんばりましょう。
一日も早く親子の絆が再生されますように。

NPO法人親子の絆を再生しよう代表

2015年12月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : oyakosaisei