T・Kさんの手記

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***(以下手記)***

嫌な夢だった
愛する息子が連れ去られ359日目
死んだという知らせが届いた
通夜にも葬儀にも行けないらしい
知らせる必要がないからとのこと

これは,恐らく子を連れ去り断絶させている弁護士と昨日裁判所のエレベーターで一緒になった際に
「僕の誘拐した息子はちゃんと生きているのか」
と尋ねた自分の言葉が不安を顕在化してしまったのだと思う。
連れ去り引き離し弁護士達は当然返事などしない。
薄ら笑いをしているように感じた。

彼らは只,金儲けの為に裁判ゲームを楽しんでいるだけだ。
息子は,連れ去られた直後,「パパー」「おうちに帰りたい」と泣き叫んだことだろう。
一緒に住んでいる時ですら,「パパー」と呼んでぐずり泣きしていることが週に2,3あった。
連れ去られ後は,毎晩のようにその声が聞こえて魘されていた。

児童心理の専門家に聞くと,幼児決断により,2週間もすれば生きていく本能の為に,連れ去り後の生活と自分の支配されている状況を受け入れるらしい。
警察に行こうが,役所に行こうが救済は無い。
裁判所では,140日目に,動物実験のようにマジックミラーで監視されながら,父と子が極僅かな時間再会できた。
変わり果てた悲しそうな息子と再会した。

裁判所にとっては,引き離された父子に交流させて問題無いのかという失礼極まり無い調査であり,引き離し弁護士達には会わせてやったという実績になる。
息子にしてみれば,生まれ育った環境と父親という愛着対象を突然奪われたことの理解ができないまま,父親と再会させ,父親は無力だということを認識させられる儀式となる。
235日目,裁判所調査官の天下り先機関の事務所で,元調査官二人に監視され,極僅かな時間,たった一度息子と再会できた。天下り先に1時間2万5千円を支払う。それ以来,次に会える約束は無い。

302日目,裁判所の調査報告書が出来上がった。
母子交流調査の際に母親と離れた僅かな時間に
息子は赤の他人の調査官に
「パパいないの?なんで?」と2度尋ねたと記されていた。
4歳の男の子にできる最大限の「子の意思の表明」だ。

これを読んで以来,毎晩魘される声はこの言葉に変わった。
引き離し弁護士達は,「他意の無い言葉」であり父子の愛着関係など無かったと主張する。
そして,その主張と相反する父子の想い出の動画などをインターネット上から削除するように強要をし削除させた上で
「インターネット上で子のプライバシーを侵害し,削除したところで既に拡散され回収不可能であり,子を危険に晒す親として不適化な者」と主張する。
この主張に裁判所が同調することを良く理解しているからだ。

こうして,4歳の息子の「子の意思」と「父子の愛着」の事実は葬り去られた。
日本では毎日のように新たに私達父子のような悲劇がどこかで発生している。
当事者になるまで,誰も関心が無い,元裁判官ですら当事者になった時,冷静さを失い子を連れ戻して有罪になった。
お聞き苦しい情報発信ばかりになってしまい心苦しいが
多くの方に,この異常な事態を知っていただき
私達親子のような悲劇が今後無くなることを願っている。