子どもとの本格的な面会交流をする前に、家裁のなかで試行面会された方も多いと思います。この投稿では、試行面会における別居親の人権侵害について書いてみます。
別居親は、子どもに会えると言うだけで、もうその気持ちだけでいっぱいになり、会わせていただけるだけで喜んで裁判所に臨むと思います。箱庭のような砂場とかおもちゃのおいてある面会室のようなところで、じっと子どもを待っているとそのうち子供がやってきて、20分だけとかいう条件付きで面会が許されます。そして面会には調査官が同席し、親子の様子を「専門家が客観的に書く」ことになっています。
論文にも指摘されているように、最初は子どもも久しぶりに会う別居親の登場に戸惑います。
私が問題と指摘したいのは、そのぎこちない試行面会の様子を同居親、裁判官、時には相手方弁護士が「マジックミラー」越しに観察していることです。なんか、別居親をあきらかに悪者という目で見ているように思うのは私だけでしょうか?裁判関係者が結託して、別居親をつまはじきにして、子どもにとっても別居親は何か悪いことをしているという雰囲気を醸し出している。ただでさえ不利と言われている別居親をさらに不利にしている。こんなので、裁判所は公平、中立と言えますか?個人的には、こんな慣習、ハーグ条約の主旨に反していると思うので、そのうちなくなると思いますが。。。
「マジックミラー」で試行面会の様子を観察するのは別居親に対する人権侵害のような気がするのですが、皆さんどう思われますか?しかも試行面会報告書がこのように隠ぺいされているとしたら、連れ去られ親はなにも手出しができないじゃないですか?国民の皆さま、裁判所はこんな有様で公平・中立と思いますか?
海外でもこんなやりかたしてるのかな?どなたかご存知でしたら教えてもらえませんか?家裁のメンタリティーがこの辺にも表れています。