NPO法人親子の絆を再生しよう事務局です。当会員の投稿ブログです。
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卓球選手の福原愛氏は、夫の江宏傑氏から離婚請求がなされました。
週刊女性の記事において、「福原氏が子どもを日本へ連れて帰る方法がある」といった報道がなされています。
福原愛、江宏傑が台湾で離婚請求も「子どもを日本に連れて帰る」逆転の“切り札”(週刊女性PRIME) – Yahoo!ニュース
私は、「子どもを連れ去れば親権獲得に有利になる」と堂々と記事にしていることに驚きを隠さずにいられません。
昨年、国会において海外で「離婚をしたければ、子どもをまず日本へ連れてくること」といった講演がなされ社会問題となりました。
昨年の7月にEU議会において、子どもの連れ去りについて非難決議が出されたのも記憶に新しいことです。「子どもを連れ去ればいい」と言った考えがなされているのは、先進国の中では日本だけです。マスコミや日本の弁護士は、「親権を取りたければ子どもを連れていくように」と堂々と話します。
日本は経済では先進国であっても、子育てをする環境や家族制度については後進国です。
日本のマスコミ・マスコミへコメントする弁護士は、子どもを連れ去ることを正当化するのではなく、離婚しても別居親と子どもが不自由なく交流できる必要性を訴えることが先ではないのでしょうか。
当会「親子の絆を再生しよう」では、子どもを連れ去られた方・子どもとの面会交流が上手くいかない人たちと一緒に悩みや課題を共有し、解決へ向けて取り組みをしている団体です。子どもを連れ去られて困っている・面会交流が上手くいかずに困っているといった人は、一度お問合せしていただけたらと思います。