7月29日(水)午後1時半 東京地裁626号法廷にて子ども連れ去り違憲訴訟第一回期日でした。
本裁判の傍聴をしてきました。
コロナの影響で、傍聴人数が制限されましたが、法廷内に収容できないほどの関心を集めました。
当事者2名の意見陳述がありました。意見陳述には共通点がいくつかありました。
(1)子どもの利益と福祉を想い、法に則って行動した親の方が、親権・監護権を取られるなど法的に不利益を被っている。
(2)現在婚姻中である(つまり親権がある)にもかかわらず、親権が制限されている。
同日午後8時より、テレビ会議を用いて弁護団の弁護士による裁判の報告会と当事者意見交換会を開催しました。
北海道、首都圏、中部圏、関西圏、中国地方にお住いの原告、当事者の方、記者の方の参加があり、活発に意見交換を行うことが出来ました。
子ども連れ去りに関する訴訟なので、子どもの手続き代理人制度に基づいて子どもの意見が反映されるようにできないか、家族法研究会での検討事項についてなど意見が出されました。
今後も、テレビ会議を用いて、裁判当日夜に報告会・意見交換会を開催していきたいと思います。